お腹の中に命が宿っている貴重な姿を写真に残すマタニティフォト。妊娠中の方は、マタニティフォトの撮影をしたいと考えることも多いでしょう。しかし、どのくらいの時期に撮影したらいいのか、悩んではいませんか?そこでこの記事では、マタニティフォトに適した時期や季節、撮影ポイントをご紹介します。
マタニティフォトにおすすめの時期
マタニティフォトを撮影するなら、どのくらいの時期がいいのでしょうか?実は、マタニティフォトに適した時期は、お腹の子が何人目かによって異なります。それぞれおすすめの時期を見ていきましょう。
第一子
お腹の子が第一子の場合、マタニティフォトの撮影は妊娠8か月~9か月がおすすめです。妊娠8か月~9か月であれば、お腹もある程度出ているため、妊婦らしい姿を映せます。中にはお腹が大きければいいと思って妊娠10か月以降に撮影しようとする方もいますが、妊娠10か月以降は臨月となり、いつ生まれてもおかしくない状態です。
また、臨月はお腹の膨らみで胃が圧迫されて気持ち悪くなったり、腰が痛くなったりするトラブルも起こり得ます。そのため、マタニティフォトは妊娠8か月~9か月を目処に行いましょう。
第二子以降
お腹の子が第二子以降の場合は、妊娠7か月~9か月でマタニティフォトの撮影をするのがおすすめです。第二子以降は第一子のときと比べてお腹が膨らむのが早くなります。そのため、妊娠7か月でもマタニティフォトの撮影ができるほど、充分お腹が膨らんでいるのです。
双子
お腹の子が双子の場合、マタニティフォトの撮影は妊娠5か月~7か月で行うのがおすすめです。双子は、ひとりの妊娠よりも早くお腹が膨らみます。むしろ、妊娠後期はお腹が重くて動きづらくなってしまうのです。そのため、お腹の子が双子の場合は妊娠5か月~7か月の間でマタニティフォトの撮影をするのがいいでしょう。
マタニティフォトにおすすめの季節
マタニティフォトの撮影は、季節ごとに魅力があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
春
春のマタニティフォトでは、春ならではの桜や花を一緒に映せば、春の芽吹きが感じられる写真を残せます。ただし、春は朝晩と昼との寒暖差が激しい日もあるでしょう。そのためマタニティフォトには、必ず着脱が簡単な上着を持参すると安心です。
夏
夏のマタニティフォトは、公園や海などの屋外での撮影がおすすめです。麦わら帽をかぶったりビーチサンダルを履いたりすれば、夏らしいマタニティフォトが撮れるでしょう。ただし、妊娠中は基礎体温が高く、汗をかきやすいものです。
そのため、夏のマタニティフォトでは、熱中症に充分気をつけなければなりません。こまめな水分補給をして、気温が上がりすぎない午前中の撮影がよいでしょう。
秋
秋のマタニティフォトは、紅葉を背景にすることで秋らしさを写真に入れられます。スタジオなどの屋内で撮影するときは、小物を秋カラーにするなどして、秋らしさを出してみましょう。
そして秋のマタニティフォトの撮影は、春の撮影と同じように、朝晩と昼の寒暖差が激しいです。そのため、着脱しやすい上着を着てきてください。また、1日の中でも気温が上がりやすい13時前後に撮影するといいでしょう。
冬
冬のマタニティフォトは、暖かいスタジオで撮影することをおすすめします。なぜなら、体が冷えてしまうと、お腹が張ってしまうなどのトラブルを招きかねないからです。赤ちゃんのことを考えて、冬は屋内で撮影しましょう。また、冬らしさを出したい場合は、体のラインが出やすいニットを着たり、ニット帽を被ったりするのがおすすめです。
マタニティフォトを撮影するときのポイント
ここからは、マタニティフォトを撮影するときのポイントをご紹介します。
ママの体調に合わせることが1番
マタニティフォトでいい写真を撮りたいなら、ママの体調に合わせることが一番です。どんなに安定期に入っていたとしても、妊娠中の無理は禁物。お腹が張っていたり、体調が優れなかったりする場合は、無理して撮影することはやめましょう。
体の変化が気になるときはメイクや衣装でカバー
妊娠中は、肌が荒れてしまったり、体毛が濃くなったりと、さまざまな体の変化が起こります。自然なことだからしかたないとはいえ、体の変化が気になって撮影に抵抗を感じてしまう方も多いでしょう。
そんなときは、ヘアメイクや衣装で気になる部分をカバーできます。さらに写真は加工もできるため、肌が荒れていても加工で目立たなくしてくれるでしょう。安心して撮影に臨んでください。
不安なときは医師に相談
マタニティフォトの撮影で体に不安なことがあるときは、迷わず医師に相談しましょう。妊娠は、人それぞれ状況が異なります。合併症や切迫流産・早産に注意しなければいけない方もいれば、どんなに動いても大丈夫な方もいるのです。
マタニティフォトの撮影に不安がある場合は、必ず医師に相談して判断を仰いでください。何らかの理由でマタニティフォトのスタジオ撮影に許可が下りなくても、自宅でのセルフ撮影なら許可が下りることがあります。すでにハイリスク妊婦であることを告げられている方も、最初からあきらめずに聞いてみることをおすすめします。
まとめ
マタニティフォトは近年流行している記念撮影です。赤ちゃんがお腹の中にいるその神秘的な姿は、人生の中でもとても貴重な瞬間。そんな貴重な瞬間を忘れないためにも、マタニティフォトの撮影はとてもおすすめです。ここでご紹介したおすすめ時期や撮影ポイントを参考にして、自分の体調と相談しながら、赤ちゃんとの最初の記念撮影をしてみてください。
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