七五三で日本髪をやりたい！どのくらいの長さがあればいいの？

七五三の特別な日は、子どもの髪型に悩みますよね。髪の長さは大切なポイントです。伝統的な着物や祝着に合わせ、髪を華やかにアレンジしましょう。髪の長さは、肩下10cmくらいあると日本髪がやりやすいといわれています。本記事では、七五三にぴったりの日本髪やアレンジのポイントをご紹介します。

日本髪とは

本来の日本髪は、専用の電熱器で熱したコテを使用し、髪のクセを伸ばしながら髪を結ぶ特別な技法です。ただし、高温になる電熱器や、使用する鬢付け油は、子どもにとっては危険や負担が大きいものとなります。鬢付け油を落とす際には、熱いお湯で数回のシャンプーが必要など、手間がかかります。

そこで近年では、新たな方法として新日本髪が注目されています。このスタイルでは、伝統的な日本髪の美しいシルエットを残しつつ、現代風にアレンジされた髪型が特徴です。新日本髪では、びんつけ油の代わりにワックスやスプレーを使用し、専用のコテも必要ありません。

そのため、子どもたちでも気軽に楽しめるのです。熱や手間を軽減しながらも、伝統の美しさを引き継ぐ新日本髪は、七五三や特別な日の髪型として人気を集めています。

日本髪をするために必要な長さ

日本髪をするためには、髪の長さが重要です。肩下約10cmが理想的で、この長さがあれば日本髪のセットがしやすくなります。逆に腰までなど髪が長すぎると、日本髪のセットが難しくなりますので、ある程度の長さで髪をカットしておくことがおすすめです。

また、前髪をあげておでこを出す場合、鼻が隠れる前髪の長さが必要ですが、日本髪では前髪を下ろしたり、斜めに流すスタイルも可愛らしいものです。前髪の長さはお好みで切り揃えても問題ありません。

また、髪の毛の量も重要な要素です。日本髪をするなら、3歳よりも7歳のほうがおすすめです。7歳になると、髪もしっかりしてきて、さまざまなヘアアレンジが可能になりますが、3歳の場合は毛が細く、まだ毛量も少ないことが多いです。

そのため、3歳で日本髪をする場合、つけ毛やウィッグを使用したスタイルも視野に入れると良いでしょう。髪の長さや量を考慮しながら、お子様の個性に合った素敵な日本髪を楽しめます。

日本髪以外にも可愛い髪型はたくさんある！

可愛い髪型は日本髪以外にもたくさん存在します。以下でくわしく紹介します。

サイドシニヨン

低めの位置のまとめ髪は、上品で落ち着いた印象で7歳の七五三にぴったりです。おでこを見せることで表情が際立ち、明るい印象になります。必要な髪の長さは肩～胸元にかかるくらいの長さです。

ゆるふわ羊ヘア

羊ヘアは、モコモコの羊のように髪を束ねた可愛いヘアスタイルです。たっぷりと空気を含んだふわふわのまとめ髪で、触りたくなる愛らしい髪型です。ぱっつん前髪でも斜め前髪でも大人っぽく似合います。必要な髪の長さは、胸くらいの長さです。

フルールヘア

可愛いものが好きな女の子におすすめのフルールヘアです。三つ編みを使ったアレンジで、自宅でも練習可能で、華やかな髪型なので小ぶりな髪飾りでも可愛く仕上がります。必要な髪の長さは、肩甲骨あたりまでの長さです。

編み下ろしツインポニー

ラプンツェルヘア風の編み下ろしアレンジです。ゆるくウェーブをつけた前髪がちょっぴりレトロな雰囲気を演出し、おしゃれ度をアップさせます。必要な髪の長さは、胸くらいまでの長さです。

ツインテールダウン

ガーリーヘアの代表格ツインテールは、少し編み込んでふわふわに仕上げるととても可愛らしいです。必要な髪の長さは、胸の下くらいまでの長さです。

ハーフアップ

髪が短い女の子でもできるハーフアップは、人気の髪型です。毛先を少し巻いたり編み込みを加えると、さらに可愛さがアップします。必要な髪の長さは、ショートボブから肩につくくらいの長さです。

ツインお団子

高い位置でお団子を作るので、髪があごくらいのボブでもセットが可能です。髪が短いけど甘々で可愛い髪型にしたい方におすすめです。ツインアレンジは可愛いものが大好きな女の子に大人気です。必要な髪の長さは、あごくらいまでのボブです。

ふんわりアップ

くるんとカールした前髪とふわふわのまとめ髪が特徴の髪型です。毛量がしっかり出てくる7歳の七五三にぴったりです。正面から見たときに、耳の周りにふんわりの髪が見えるようにボリュームを出すと、より可愛らしさが際立ちます。必要な髪の長さは、肩くらいまでの長さです。

三つ編みカチューシャ

上品な低め位置のまとめ髪に三つ編みカチューシャを組み合わせたヘアアレンジです。髪が短くて三つ編みが難しい場合は、編み目を小さめにして少しずつ編み込むと良いです。また、付け毛などを使用しても素敵なスタイルが完成します。必要な髪の長さは、ショートヘアからボブ、ロングまで、どの長さでもセット可能です。

まとめ

伝統的な日本髪から新しいスタイルまで、さまざまな髪型が存在します。個性やシーンに合わせて髪型を選ぶことで、特別な日や普段の日常がより華やかになります。髪型はその人の個性や気分を表現する手段であり、さまざまなスタイルを楽しむことで、子どもが自分らしさを見つけられます。日本髪以外の髪型も含め、美しい髪が魅せる多彩な表情に触れ、髪を通して豊かな日常を築いていきましょう。